機械(電気機器、パワーエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、電気加工、自動制御、メカトロニクス並びに電力システムに関する情報伝送及び処理)
ある工場で定格11kWの三相かご形誘導電動機を全電圧(直入れ)で始動したところ、始動電流が定格電流の約6倍に達し、配電系統の電圧降下が問題となった。この始動電流を抑制するための対策として最も適切なものはどれか。
- A始動巻線を追加して分相始動を行う
- B始動時に励磁電流を増加させて磁束を強める
- ✓Y-Δ始動器を用いて始動時の印加電圧を下げる
- D始動時に力率改善用コンデンサを並列接続する
解説
Y-Δ始動器を用いると始動時の巻線電圧が全電圧始動時の1/√3となり、始動電流を約1/3に抑制できる。分相始動は単相誘導電動機の始動法であり、励磁電流の増加やコンデンサ並列接続は始動電流抑制には寄与しない。
根拠電気主任技術者試験 機械科目 出題範囲「電動機応用」(誘導電動機の始動法)