電力(発電所・蓄電所・変電所の設計及び運転、送電線路及び配電線路の設計及び運用並びに電気材料)
電力用進相コンデンサと同期調相機(同期電動機による調相運転)の無効電力制御特性の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A進相コンデンサは遅れ無効電力を供給し、同期調相機は進み無効電力しか供給できない
- B両者とも無効電力の連続調整が可能で、機能的な差はない
- ✓進相コンデンサは進み無効電力のみを供給でき出力の連続的な調整はできないが、同期調相機は励磁を調整することで進み・遅れ両方向の無効電力を連続的に制御できる
- D同期調相機は無効電力を供給できず、有効電力の調整のみに用いられる
解説
進相コンデンサは固定的な進み無効電力のみを供給し容量の段階的な入切でしか調整できないが、同期調相機は励磁電流の調整により進み・遅れ両方向の無効電力を連続的に制御できる点が大きな特性の違いである。
根拠電力科目出題範囲「変電所の設計及び運転」(無効電力補償設備に関するもの)