建設業簿記
建設業で採用される原価計算の方法について、個別原価計算と総合原価計算の違いを踏まえた記述として最も適切なものはどれか。
- ✓建設業は注文生産であるため工事ごとに原価を集計する個別原価計算が採用されるのに対し、総合原価計算は同種製品を連続生産する業種で一定期間の総製造費用を生産量で割って単位原価を算定する方法である。
- B個別原価計算は材料費のみを対象とし、総合原価計算は労務費と経費のみを対象とする。
- C建設業では工事の規模にかかわらず総合原価計算の適用が義務付けられている。
- D個別原価計算と総合原価計算は、いずれも工事間接費(製造間接費)の配賦を必要としない点で共通する。
解説
建設業は個々の工事ごとに受注生産を行う業種であるため、工事別に原価を集計する個別原価計算が採用される。これに対し総合原価計算は同種製品を連続的に生産する業種で用いられ、両者は適用業種と原価集計単位において本質的に異なる。
根拠建設業経理検定試験 出題範囲(2級)「建設業の簿記、原価計算及び会社会計」のうち、個別原価計算の適用に関する理解