配電理論及び配線設計
三相誘導電動機を含む工場の動力回路において、負荷と並列に進相コンデンサを設置し力率を改善した。この措置による効果として、正しいものはどれか。
- A有効電力が増加し、負荷そのものの消費電力が増加する。
- ✓無効電力が打ち消されて線路電流(皮相電流)が減少し、電圧降下や電力損失が軽減される。
- C力率が1を超えるようになり、電動機の回転速度が上昇する。
- Dコンデンサ設置により電線路の電圧降下はかえって増加する。
解説
進相コンデンサは負荷の遅れ無効電力を打ち消すため、同じ有効電力を送るのに必要な線路電流(皮相電流)が減少し、その結果電圧降下や電力損失が小さくなる。有効電力自体は変化せず、力率は最大でも1までである。
根拠シラバス「配電理論及び配線設計」-力率改善