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配電理論及び配線設計

ある電気工事士が住宅の分電盤工事で、単相3線式100/200V回路の中性線に配線用遮断器(過電流遮断器)を取り付けて施工した。この施工の問題点として、最も適切な説明はどれか。

  • A中性線には電流が流れないため、過電流遮断器を設置しても機能上問題はない。
  • B中性線に過電流遮断器を設置することで、感電事故を防止できるため望ましい施工である。
  • ✓中性線が遮断されると、負荷の不平衡時に一部の負荷に異常な高電圧が加わるおそれがあるため、中性線に過電流遮断器を施設してはならない。
  • D中性線と電圧線の判別が困難になるだけで、電気的な危険性はない。

解説

単相3線式で中性線が遮断されると、不平衡負荷時に片側の負荷に定格を超える電圧が印加され機器損傷のおそれがあるため、中性線に単独で開閉・遮断される機器を施設してはならない。したがって選択肢のうち電圧異常発生の危険性を正しく説明しているものが正解となる。

根拠配電理論及び配線設計:単相3線式配電における中性線の施設制限(電気設備技術基準の解釈)

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