資格スワイプ
会計ソフトの導入・運用

ある会社では、本社建物の減価償却費(部門共通費)を各部門の売上高比率で配賦していたところ、新規開拓中でまだ売上高が小さいが将来性のある部門ほど負担が軽くなり、逆に安定した大口取引先を持つ既存部門の負担が重くなる結果となった。この状況に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • A部門共通費は必ず売上高比率で配賦しなければならないと会計基準で定められているため、現在の配賦方法に問題はない。
  • ✓配賦基準の選び方によって各部門の経営成績の評価が変動しており、実態評価のためには占有面積など他の合理的な基準への見直しを検討する必要がある。
  • C部門個別費と部門共通費の区分が誤っているため、まず当該費用を部門個別費として計上し直す必要がある。
  • D各部門の経営成績は配賦基準にかかわらず一定であるため、配賦基準を見直す必要はない。

解説

部門共通費の配賦基準によって各部門の経営成績が大きく変動することがあるため、配賦基準は合理的に設定する必要がある。本事例では売上高比率が実態と乖離を生んでおり、占有面積等の見直しが必要となる。

根拠電子会計実務検定1級シラバス「1.(2)部門管理会計」配賦基準

← 前の問題次の問題 →
スワイプでまとめて流す