科目B-1(記述式)
A社では、営業部門・製造部門・人事部門がそれぞれ独自にITベンダーを選定してシステムを構築してきた結果、データ形式の不整合やシステム間連携の困難、重複投資が顕在化している。全社最適の観点からA社が優先的に取り組むべき対応として、最も適切なものはどれか。
- A各部門の予算権限をそのまま維持しつつ、部門ごとのシステム更改を加速する。
- B全部門のシステムを一括して同一ベンダーに委託し、価格交渉力を高める。
- ✓CIOを中心とした全社的なITガバナンス体制を構築し、情報システム戦略に基づく全体最適化計画を策定する。
- D各部門のシステム化構想を個別に承認し、部門ごとの投資対効果のみで判断する。
解説
部門最適が進み全体最適が損なわれている状況では、CIOを中心としたガバナンス体制のもとで全社的な情報システム戦略・全体最適化計画を策定することが根本的な解決策となる。他の選択肢は部門最適をむしろ助長する。
根拠ITストラテジスト試験シラバス「対象者像・業務と役割」「情報システム戦略の策定・ITガバナンス」