ITストラテジスト試験の全問題一覧
科目A-1(多肢選択式)
- A社は、財務の視点では目標利益を達成しているが、顧客の視点では顧客満足度指標が悪化していることが判明した。BSC(バランススコアカード)の考え方に基づき、A社が次に行うべき対応として最も適切なものはどれか。
- ある新規システムへの投資額は2,400万円であり、稼働後は年間600万円のキャッシュフローが見込まれている。単純投資回収期間法によるこの投資の回収期間は何年か。
- 次のa~dは、企業における情報システム戦略の策定から個別システムの開発着手に至るまでの活動である。一般的な手順として最も適切な順序はどれか。 a 全体最適化計画の策定 b 個別システム化構想・計画の策定 c 経営戦略・事業戦略の策定 d 情報システム戦略の策定
- 情報システム戦略における「全体最適化計画」と「個別システム化構想・計画」の違いに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 経営戦略策定手法の一つであるSWOT分析における「機会(Opportunity)」の説明として、最も適切なものはどれか。
- 従来、印刷サービスを事業ドメインと定義していたB社は、市場の縮小を受けて「情報伝達サービス」へと事業ドメインを再定義し、電子出版やデジタルマーケティング事業へ展開した。この事例のように、事業ドメインを機能や顧客ニーズの観点から広く再定義する狙いとして最も適切なものはどれか。
- ある投資案件の投資額は800万円であり、この投資によって年間120万円の利益が見込まれている。この投資案件のROI(投資利益率)は何%か。
- 個別システム化構想の策定からシステム開発の本格的な着手に至るまでの一般的な活動の順序として、最も適切なものはどれか。
- プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)において、「市場成長率が高く、市場占有率も高い」事業と「市場成長率が低いが、市場占有率が高い」事業の性質の違いに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
- C社は基幹システムの再構築にあたり、複数のITベンダーに対して提案依頼書(RFP)を提示することにした。RFPの作成・提示に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 経営戦略における「コアコンピタンス」の説明として、最も適切なものはどれか。
- ある事業の固定費は600万円、変動費率は売上高の70%である。この事業の損益分岐点売上高は何万円か。
- システム監査の実施手順において、監査計画の策定に続いて最初に行うべき活動はどれか。
- ポーターの競争戦略における「差別化戦略」と「コストリーダーシップ戦略」の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- E社とF社は、それぞれ独立した企業として存続しながら、技術開発と販売網を相互に活用するために業務提携契約を締結した。このような提携形態の特徴として、最も適切なものはどれか。
- 初期投資額1,000万円のプロジェクトから、1年後に1,100万円のキャッシュフローが得られる見込みである。割引率を10%とした場合、このプロジェクトの正味現在価値(NPV)は何万円か。
- 情報システムの調達において、ベンダーの選定に至る一般的な活動の順序として、最も適切なものはどれか。ただし、aは情報提供依頼(RFI)の実施、bは提案依頼書(RFP)の提示、cは提案書の評価・ベンダーの選定、dは調達仕様の検討・調達方針の決定を表す。
- 「アウトソーシング」と「BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)」の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 経営戦略分析手法における「バリューチェーン分析」の説明として、最も適切なものはどれか。
- G社は、業務システムの開発を外部のITベンダーH社に委託した。契約書に著作権の帰属について特段の定めがない場合、開発されたプログラムの著作権は誰に帰属するか。
科目A-2(多肢選択式)
- A社は基幹業務システムをクラウドサービスへ移行するに当たり、特定ベンダーへの過度な依存(ベンダーロックイン)を懸念している。ベンダーロックインを回避するための対応として最も適切なものはどれか。
- 新規事業の立ち上げに当たり、市場の反応が不確実な段階で、必要最小限の機能を持つ試作品を短期間で構築し、顧客の反応を見ながら改善を繰り返す進め方として、最も適切なものはどれか。
- ソフトウェア開発会社の従業員が業務に関連して行った発明について、あらかじめ勤務規則等により使用者に特許を受ける権利を取得させる旨を定めていた場合の扱いとして、最も適切なものはどれか。
- ある企業の貸借対照表において、総資産が5,000万円、負債が3,500万円である場合、この企業の自己資本比率は何%か。
- ある事業の売上高は1,000万円、損益分岐点売上高は700万円である。この事業の安全余裕率は何%か。
- 次のa~dは、企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する際の一般的な活動である。最も適切な順序はどれか。 a 現状の業務・ITの課題分析 b 経営層によるDXビジョンの策定 c 実行計画(ロードマップ)の策定 d 施策の実行とモニタリング
- 次のa~dは、企業が新規事業を企画する際の一般的な活動である。最も適切な順序はどれか。 a 事業化の意思決定 b アイデアの創出 c 事業性評価(市場性・収益性の検証) d 事業計画の具体化
- 企業間の連携形態である「M&A(合併・買収)」と「業務提携」の違いに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
- アンゾフの成長マトリクスにおける「市場開拓戦略」と「製品開発戦略」の違いに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 専門家グループに対して匿名のアンケートを繰り返し実施し、その都度回答を集約してフィードバックすることで、意見の収束を図りながら将来予測を行う手法として、最も適切なものはどれか。
- A社は、中期経営計画で掲げた「顧客満足度向上による売上拡大」という戦略目標を達成するために、特に重要となる少数の要因を特定し、そこに経営資源を集中させたいと考えている。この目的に適した考え方として最も適切なものはどれか。
- 初期投資額1,000万円のプロジェクトから、1年後に1,200万円のキャッシュフローが得られる見込みである。このプロジェクトの内部収益率(IRR)は何%か。
- 複数の企業が出資して新会社を設立し共同で事業を運営する「ジョイントベンチャー(合弁事業)」と、一方の企業が他方の企業の経営権を取得する「M&A(買収)」との違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 経営戦略とITを整合させるための手法であるエンタープライズアーキテクチャ(EA)において、業務の流れや組織構造を体系化した分類として、最も適切なものはどれか。
- D社は大規模な基幹システム刷新プロジェクトにおいて、要件変更による工期遅延リスクを懸念し、契約においてベンダーに遅延損害金条項を盛り込むことにした。このリスク対応の分類として、最も適切なものはどれか。
- プロダクトライフサイクルにおける「成長期」と「成熟期」における一般的なマーケティング戦略の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 次のa~dは、業務プロセス改革(BPR)を進める際の一般的な活動である。最も適切な順序はどれか。 a 現状業務プロセスの分析(As-Is分析) b あるべき業務プロセスの設計(To-Be設計) c 改革実行計画の策定 d 新業務プロセスの導入・定着
- ある部門の付加価値額は4,800万円であり、従業員数は20人である。この部門の一人当たり労働生産性は何万円か。
- 自社の業務プロセスや経営指標を、優れた実績を上げている他社や業界標準と比較し、その差異を分析して改善に活用する手法として、最も適切なものはどれか。
科目B-1(記述式)
- A社では、営業部門・製造部門・人事部門がそれぞれ独自にITベンダーを選定してシステムを構築してきた結果、データ形式の不整合やシステム間連携の困難、重複投資が顕在化している。全社最適の観点からA社が優先的に取り組むべき対応として、最も適切なものはどれか。
- A社は基幹システム刷新プロジェクトに既に3億円を投資したが、要件の大幅な見直しが必要となり、当初想定した効果は得られない見込みであることが判明した。今後プロジェクトを継続するか中止するかを判断するに当たり、意思決定の対象に含めるべきでない要素はどれか。
- A社は中期経営計画において「顧客満足度向上による売上拡大」という戦略目標(KGI)を掲げた。この目標の達成度を継続的にモニタリングするためのKPIとして、最も適切なものはどれか。
- ある事業の税引後営業利益(NOPAT)は6,000万円であり、投下資本は30,000万円、加重平均資本コスト(WACC)は10%である。この事業のEVA(経済的付加価値)は何万円か。
- ある事業の固定費は800万円、変動費率は売上高の60%であり、目標利益200万円を達成したい。この目標を達成するために必要な売上高は何万円か。
- 次のa~dは、企業におけるIT投資評価の一般的な活動である。最も適切な順序はどれか。 a 投資実行後の効果測定(事後評価) b 投資計画時の投資対効果の見積り(事前評価) c 投資実行中の進捗・効果のモニタリング(事中評価) d 事後評価結果の次期投資計画へのフィードバック
- 次のa~dは、企業が他社との業務提携(アライアンス)を構築する際の一般的な活動である。最も適切な順序はどれか。 a 提携先候補の選定と交渉 b 提携の目的・戦略的意義の明確化 c デューデリジェンスの実施 d 提携契約の締結
- 情報システム開発における「請負契約」と「準委任契約」の違いに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 企業における「CIO(最高情報責任者)」と「CTO(最高技術責任者)」の役割の違いに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
- ある製品・サービスにおいて、利用者数が増加するほど、その製品・サービス自体の価値が利用者にとって高まる現象を指す用語として、最も適切なものはどれか。
- A社は新規デジタルサービスの企画において、顧客の潜在ニーズを深く理解するため、観察と共感を起点とする発想法を採用することにした。デザイン思考のプロセスにおいて、最初に行うべき活動として最も適切なものはどれか。
- ある企業の当期純利益は4,000万円、自己資本は20,000万円である。この企業のROE(自己資本利益率)は何%か。
- 経営戦略における「ブルーオーシャン戦略」と「レッドオーシャン戦略」の違いに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
- IT戦略に基づくシステム開発方式の選定において、「アジャイル型開発」と「ウォーターフォール型開発」の違いに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
- B社では複数の事業部門が個別にSaaSサービスを契約した結果、シャドーITが増加し、情報漏えいリスクが高まっている。ITストラテジストとして優先的に行うべき対応として、最も適切なものはどれか。
- ある企業の総資産は8,000万円、当期純利益は800万円である。この企業のROA(総資産利益率)は何%か。
- 次のa~dは、新製品開発におけるステージゲート法の一般的な活動である。最も適切な順序はどれか。 a コンセプト開発とテスト b アイデアの創出とスクリーニング c 製品開発・試作 d 市場投入(上市)
- 目標(Objective)と主要な成果(Key Results)を設定し、組織全体で高い頻度で進捗を確認しながら、野心的な目標の達成を目指すマネジメント手法として、最も適切なものはどれか。
- C社では部品調達から製造、販売までの情報が各部門で分断されており、需要予測の精度が低く、過剰在庫と欠品が同時に発生している。ITストラテジストが提案すべき対応として、最も適切なものはどれか。
科目B-2(論述式)
- 経営環境分析の手法である「PEST分析」において分析対象とする要因の説明として、最も適切なものはどれか。
- A社はITシステムへの投資について、老朽化した会計システムの安定稼働を維持するための更新投資と、新規デジタルサービス創出による売上拡大を目指す投資を計画している。両者の投資の性質の違いを踏まえたITストラテジストの説明として、最も適切なものはどれか。
- ポーターの5フォース分析における「新規参入の脅威」と「代替品の脅威」の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- バランススコアカード(BSC)の考え方において、4つの視点間の一般的な因果関係の順序として、最も適切なものはどれか。
- A社はシステム更改に当たり、オンプレミス案(初期費用3,000万円、年間運用費500万円)とクラウド案(初期費用500万円、年間運用費900万円)を比較検討している。5年間のTCO(総所有コスト)を比較した記述として、最も適切なものはどれか。
- 事業の構成要素を「顧客セグメント」「価値提案」「収益の流れ」など9つのブロックに整理し、ビジネスモデル全体を一枚のシートで可視化するフレームワークとして、最も適切なものはどれか。
- 小売業のA社は、店舗ごとに異なるシステムで顧客情報を管理していたため、顧客の購買履歴を横断的に分析できず、One to Oneマーケティングの実現に苦慮していた。この課題を解決するためにA社が優先的に取り組むべき対応として、最も適切なものはどれか。
- 企業の事業拡大戦略における「垂直統合」と「水平統合」の違いに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 次のa~dは、システム監査を実施する際の一般的な活動である。最も適切な順序はどれか。 a 監査調書の作成 b 予備調査の実施 c 本調査の実施 d 監査報告書の作成・報告
- ある製品の販売価格は1個5,000円、1個当たりの変動費は3,000円であり、固定費は600万円である。この製品の損益分岐点販売数量は何個か。
- B社は自社単独では実現困難な新技術の開発スピードを高めるため、大学やスタートアップ企業と連携し、外部の知識・技術を積極的に取り込みながら新製品開発を進めることにした。このような取組みを表す用語として、最も適切なものはどれか。
- コトラーの競争地位別戦略における「市場リーダー」と「市場チャレンジャー」の戦略の違いに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 顧客が抱える課題やニーズに対して、自社の製品・サービスが提供できる独自の価値を明確に示したものを指す用語として、最も適切なものはどれか。
- エンタープライズアーキテクチャ(EA)を策定する際、一般的に検討する順序として最も適切なものはどれか。
- ある投資案件の投資額は1,500万円であり、1年目のキャッシュフローは500万円、2年目は700万円、3年目以降は毎年800万円が見込まれている。単純投資回収期間法によるこの投資の回収期間として、最も適切なものはどれか。