科目B-2(論述式)
ポーターの5フォース分析における「新規参入の脅威」と「代替品の脅威」の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ✓新規参入の脅威は、同一業界に新たな競合が参入し既存の市場シェアを奪う可能性を指し、代替品の脅威は、異なる技術や業界から自社製品・サービスと同じ顧客ニーズを満たす別の製品・サービスが登場する可能性を指す
- B新規参入の脅威は、既存の競合他社同士の価格競争の激化を指し、代替品の脅威は、原材料の供給業者の交渉力の高まりを指す
- C新規参入の脅威と代替品の脅威は同じ概念であり、業界内の競争の激しさを表す指標として一体で扱われる
- D新規参入の脅威は、買い手の交渉力の強さを指し、代替品の脅威は、売り手の交渉力の強さを指す
解説
新規参入の脅威は同業界への新規プレイヤー参入によるシェア低下のリスクであり、代替品の脅威は業界の枠を超えて同じ顧客ニーズを満たす別手段の登場によるリスクである点で区別される。両者は5フォース分析における別個の要因であり同一視できない。
根拠ITストラテジスト試験シラバス「経営戦略マネジメント」における競争戦略分析手法