こころとからだのしくみ
口渇感の訴えはないが、皮膚や口腔粘膜の乾燥、微熱、尿量減少がみられる高齢の利用者がいる。この状態への対応として、最も適切なものはどれか。
- ✓高齢者は口渇中枢の感受性が低下し脱水があっても自覚症状に乏しいため、これらの所見から脱水を疑い水分摂取を促す
- B口渇の訴えがないため、体内の水分は足りていると判断できる
- C尿量の減少は高齢者に共通してみられる正常な変化であり、特別な対応は不要である
- D皮膚の乾燥は老化に伴う生理的変化にすぎず、脱水の徴候とはみなさない
解説
高齢者は口渇中枢の感受性が低下しているため、脱水が進んでいても自覚症状に乏しいことがある。皮膚・粘膜の乾燥、微熱、尿量減少などの客観的所見から脱水を疑い、早期に対応することが重要である。
根拠こころとからだのしくみ:体液調節のしくみと脱水