危険物の性質並びに火災予防及び消火の方法
動植物油(第4類危険物)を染み込ませたウエスを、風通しの悪い場所にまとめて放置していたところ、数時間後に出火した。この現象の原因として最も適切なものはどれか。
- Aウエスに染み込んだ油が空気中の水分と反応して発熱したため
- ✓動植物油が酸化する際に生じる酸化熱が蓄積し、放熱が不十分な状態で温度が上昇して自然発火したため
- Cウエスの繊維自体が静電気を帯電し放電したため
- D動植物油が常温で自然に気化し、その蒸気が自然発火したため
解説
乾性油を含む動植物油は空気中で酸化する際に酸化熱を発する性質があり、風通しの悪い場所にウエス等をまとめて放置すると熱がこもって温度上昇し、自然発火に至ることがある。これは第4類危険物である動植物油類の火災予防上重要な性質である。
根拠シラバス項目: 第4類危険物(引火性液体・動植物油類)の火災予防