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出典: オリジナル想定問題(当サイト作成、実際の過去問ではありません)。公表されている出題範囲に基づく(最終更新 2026-10-01)
Linuxの/procファイルシステムに関する説明として最も適切なものはどれか。
- ✓カーネルとプロセスの情報を提供する仮想ファイルシステムであり、ディスク上には実体を持たない
- Bハードウェアデバイスファイルを格納する実ファイルシステム
- Cユーザーのホームディレクトリを管理する特殊ファイルシステム
- Dパッケージ管理データベースを格納するファイルシステム
解説
/procはカーネルやプロセスの情報をファイルとして参照できるようにした仮想ファイルシステムで、実際のディスク領域を消費しない。
根拠LPIC-1 101.1 ハードウェア設定の決定(/procファイルシステム)
x86系PCの電源投入からシステムのinit(systemd)プロセスが起動するまでの流れとして正しい順序はどれか。
- Aブートローダ → BIOS/UEFI → カーネル → init
- Bカーネル → BIOS/UEFI → ブートローダ → init
- CBIOS/UEFI → カーネル → ブートローダ → init
- ✓BIOS/UEFI → ブートローダ → カーネル → init
解説
電源投入後、BIOS/UEFIがハードウェアを初期化してブートローダを起動し、ブートローダがカーネルをロードし、カーネルが最終的にinit(systemd)プロセスを起動する。
根拠LPIC-1 101.2 システムのブート
GRUB2を使用しているシステムで、カーネル起動オプションを再起動後も恒久的に反映させたい。適切な手順はどれか。
- A/boot/grub/grub.cfgを直接編集するだけでよい
- B/etc/fstabを編集する
- ✓/etc/default/grubを編集し、grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfgを実行する
- D/etc/modprobe.d/にファイルを追加する
解説
GRUB2ではgrub.cfgは自動生成される設定ファイルであるため直接編集は推奨されず、/etc/default/grubを編集してgrub-mkconfigで再生成するのが正しい手順である。
根拠LPIC-1 101.2 システムのブート(GRUB2の設定)
カーネルモジュール管理コマンドであるlsmodとmodinfoの違いとして正しい説明はどれか。
- Alsmodはモジュールをロードし、modinfoはモジュールをアンロードする
- BlsmodはPCIデバイス一覧を表示し、modinfoはUSBデバイス一覧を表示する
- Clsmodとmodinfoはどちらも同じ機能を持つ
- ✓lsmodは現在ロードされているカーネルモジュールの一覧を表示し、modinfoは指定したモジュールの詳細情報(作者、パラメータなど)を表示する
解説
lsmodは/proc/modulesを基にロード済みモジュールの一覧を表示するのに対し、modinfoはモジュールファイルから作者やパラメータなどの詳細情報を取得する。モジュールのロード・アンロードはinsmod/rmmodやmodprobeが担う。
根拠LPIC-1 101.1 ハードウェア設定の決定(カーネルモジュール管理)
Linuxの/sysファイルシステム(sysfs)の役割として正しい説明はどれか。
- Aスワップ領域として使用される特殊パーティション
- ✓カーネルが検出したデバイスやドライバの情報をエクスポートする仮想ファイルシステムで、sysfsとも呼ばれる
- Cユーザーのシステム設定ファイルを格納する通常のディレクトリ
- Dパッケージのソースコードを格納する場所
解説
/sysはカーネルが認識したデバイス、ドライバ、バス情報などを階層的に公開する仮想ファイルシステムであり、sysfsと呼ばれる。ディスク上に実体を持たない点で通常のディレクトリやパーティションとは異なる。
根拠LPIC-1 101.1 ハードウェア設定の決定(/sysファイルシステム)
BIOSとUEFIの違いに関する説明として正しいものはどれか。
- ABIOSはGPTディスクのみに対応し、UEFIはMBRディスクのみに対応する
- ✓UEFIはセキュアブートに対応しGPT形式のディスクからの起動をサポートするが、BIOSは基本的にMBR形式のディスクからの起動に限定される
- CUEFIとBIOSはいずれもファームウェアの仕様として同一であり、機能的な差異はない
- DBIOSはネットワークブート(PXE)に対応できないが、UEFIのみがこれに対応する
解説
UEFIはセキュアブートやGPTディスクからの起動をサポートする現代的なファームウェアであるのに対し、従来のBIOSは基本的にMBR形式のディスクからの起動に限定される。BIOSでもPXEブートは可能であり、選択肢4は誤り。
根拠LPIC-1 101試験 システムアーキテクチャ 101.1 ハードウェア設定の決定と設定(BIOS/UEFI)
稼働中のLinuxサーバーで「shutdown -r +10」を実行して10分後の再起動を予約したが、やはり再起動を取りやめたい。適切な取り消し方法はどれか。
- Ashutdown -r +10 を再度実行する
- ✓shutdown -c を実行する
- CCtrl+Cキーの入力のみで取り消す
- D予約後は取り消すことができず、必ず再起動が実行される
解説
shutdownコマンドで予約したシャットダウンや再起動は、shutdown -c によって取り消すことができる。同じコマンドの再実行や端末でのCtrl+Cでは予約は解除されない。
根拠LPIC-1 101試験 システムアーキテクチャ 101.3 システムのシャットダウンまたはリブート(shutdownコマンド)
Debian系ディストリビューションで「dpkg -i package.deb」を実行してパッケージをインストールしようとしたところ、依存関係が満たされていないというエラーで失敗した。依存パッケージを自動的に解決してインストールを完了させるために実行すべきコマンドはどれか。
- ✓apt-get install -f
- Bdpkg --purge package
- Crpm -Uvh --nodeps package.deb
- Dapt-cache search package
解説
dpkgは依存関係を自動解決できないため、依存関係エラーが発生した場合は「apt-get install -f」(または「apt --fix-broken install」)を実行して不足パッケージを補完しインストールを完了させる。
根拠LPIC-1 101試験 出題範囲: Linuxのインストールとパッケージ管理(Debianパッケージ管理の利用)
RPMとYUM(またはDNF)の役割の違いに関する説明として最も適切なものはどれか。
- ARPMはリポジトリ管理と依存関係の自動解決を行い、YUMは単体パッケージファイルの照会・検証のみを行う
- BRPMとYUMはどちらもパッケージの依存関係を自動的にインターネットからダウンロードして解決する点で同一である
- ✓RPMは個々のパッケージファイルのインストール・削除・照会を行う低レベルツールであり、YUMはリポジトリを介した依存関係解決を提供する高レベルツールである
- DYUMはRPM形式のパッケージを直接読み込むことができず、変換作業が必須である
解説
RPMは単一パッケージの操作を行う低レベルなツールであり、依存関係の自動解決やリポジトリからのダウンロードは行わない。YUM/DNFはRPMを基盤としつつ、リポジトリ管理と依存関係の自動解決機能を提供する。
根拠LPIC-1 101試験 出題範囲: Linuxのインストールとパッケージ管理(RPMとYUMパッケージ管理の利用)
fdiskコマンドで確認したところ、あるパーティションの開始セクタが2048、終了セクタが20971519、セクタサイズが512バイトであった。このパーティションのおおよその容量として最も近いものはどれか。
- A約5GiB
- B約20GiB
- C約8GiB
- ✓約10GiB
解説
セクタ数は(20971519-2048+1)=20969472で、これに512バイトを掛けると約10,736,369,664バイトとなり、1024の3乗(1073741824)で割ると約10GiBになる。
根拠LPIC-1 101試験 出題範囲: Linuxのインストールとパッケージ管理(ハードディスクのレイアウト設計)
ldconfigコマンドの役割に関する説明として最も適切なものはどれか。
- ARPMパッケージの依存関係データベースを再構築する
- ✓共有ライブラリのシンボリックリンクを作成し、ライブラリキャッシュ(ld.so.cache)を更新する
- CGRUBの設定ファイルを再生成しブートローダーを更新する
- Dシステムにインストール済みの全パッケージの一覧を再生成する
解説
ldconfigは/etc/ld.so.confなどで指定されたディレクトリを走査し、共有ライブラリへの必要なシンボリックリンクを作成するとともに、実行時リンカが参照するキャッシュファイルld.so.cacheを更新するコマンドである。
根拠LPIC-1 101試験 出題範囲: Linuxのインストールとパッケージ管理(共有ライブラリの管理)
新規に用意したディスクにLVM(論理ボリュームマネージャ)を用いて論理ボリュームを作成し、ファイルシステムとしてマウントするまでの正しい作業手順はどれか。
- A論理ボリューム作成 → 物理ボリューム作成 → ボリュームグループ作成 → ファイルシステム作成
- ✓物理ボリューム作成 → ボリュームグループ作成 → 論理ボリューム作成 → ファイルシステム作成
- Cファイルシステム作成 → 物理ボリューム作成 → 論理ボリューム作成 → ボリュームグループ作成
- Dボリュームグループ作成 → ファイルシステム作成 → 物理ボリューム作成 → 論理ボリューム作成
解説
LVMではまずpvcreateで物理ボリュームを作成し、次にvgcreateでそれらをまとめたボリュームグループを作成し、続いてlvcreateで論理ボリュームを切り出した後、その論理ボリューム上にファイルシステムを作成してマウントする、という順序を踏む。
根拠LPIC-1 101試験 出題範囲: Linuxのインストールとパッケージ管理(ハードディスクのレイアウト設計)
CentOS系サーバーでdnf install httpdを実行したところ「No match for argument: httpd」というエラーが表示された。原因を調査するために最初に確認すべきこととして最も適切なものはどれか。
- ✓dnf repolist all を実行し、必要なリポジトリが有効になっているか確認する
- Brpm -e httpd を実行し、既存のパッケージを削除してから再試行する
- Csystemctl restart httpd を実行してサービスを再起動する
- D/etc/passwd ファイルの権限を確認する
解説
パッケージが見つからないエラーは、対象パッケージを含むリポジトリが無効化されている、または未登録であることが多い原因である。そのためまずdnf repolist allで有効/無効なリポジトリの状態を確認するのが適切である。
根拠LPIC-1試験101トピック「Linuxのインストールとパッケージ管理」(DNF/YUMによるパッケージ管理とリポジトリ設定)
あるサーバーでdnf installを実行したところ「No space left on device」というエラーで失敗した。dfコマンドで確認したところ/varパーティションの使用率が100%であった。この状況への対応として最も適切なものはどれか。
- Adnf --nogpgcheck オプションを付けて再実行する
- B/etc/fstabからswapエントリを削除する
- ✓/varパーティション内の不要なログファイルやキャッシュを削除して空き容量を確保する
- Drpm --rebuilddb を実行してRPMデータベースを再構築する
解説
エラーの原因は/varの空き容量不足であるため、不要なログやパッケージキャッシュを削除して容量を確保することが直接的な解決策である。署名検証の無効化やDB再構築は容量不足を解消しない。
根拠LPIC-1試験101トピック「Linuxのインストールとパッケージ管理」(ディスク容量管理とパッケージインストールの前提条件)
あるディレクトリ配下で、拡張子が「.log」であり、かつ最終更新日時が7日以上前であるファイルだけを検索して削除したい。目的を達成できるコマンドはどれか。
- ✓find /path -name "*.log" -mtime +7 -exec rm {} \;
- Bfind /path -name "*.log" -mtime -7 -exec rm {} \;
- Cfind /path -name "*.log" -atime +7 -delete
- Dgrep -r "*.log" /path | xargs rm
解説
-mtime +7は最終更新日時が7日以上前のファイルを意味し、-name "*.log"との組み合わせで目的を達成できる。-mtime -7は逆に7日未満のファイルを指し、-atimeはアクセス日時であり要件と異なる。
根拠LPIC-1 101試験 GNUとUnixのコマンド(基本的なファイル管理、findコマンド)
あるコマンドを実行する際、標準出力は端末画面に表示させたまま、標準エラー出力だけをerror.logというファイルに記録したい。目的を達成するコマンドはどれか。
- ✓command 2> error.log
- Bcommand > error.log 2>&1
- Ccommand 2>&1 > error.log
- Dcommand 1> error.log
解説
2> error.logは標準エラー出力(ファイルディスクリプタ2)のみをerror.logへリダイレクトし、標準出力は変更されずそのまま画面に表示される。他の選択肢は両方をファイルへ記録する、または標準出力と標準エラーの扱いが逆になる。
根拠LPIC-1 101試験 GNUとUnixのコマンド(標準入出力のリダイレクトとパイプ)
fruits.txtというファイルに次の6行が記録されている。apple, banana, apple, orange, banana, apple。このファイルに対して「sort fruits.txt | uniq -c | sort -rn」を実行した結果、最初に表示される行として正しいものはどれか。
- A 2 banana
- B 1 orange
- ✓ 3 apple
- D 6 apple
解説
sortで並び替えた後uniq -cで出現回数を集計するとapple:3、banana:2、orange:1となり、sort -rnで数値の降順に並べるため最多のappleが先頭に表示される。
根拠LPIC-1 101試験 GNUとUnixのコマンド(テキストストリームのフィルタ処理、sortおよびuniq)
viエディタでテキストファイルを新規に編集し保存して終了するまでの操作を、次の①〜⑤について正しい順序に並べたものはどれか。①vi file.txtでファイルを開く ②iキーを押してインサートモードに入る ③テキストを入力する ④Escキーを押してコマンドモードに戻る ⑤:wqと入力してEnterキーを押し保存終了する
- A①→③→②→④→⑤
- B①→②→④→③→⑤
- ✓①→②→③→④→⑤
- D①→④→②→③→⑤
解説
viはコマンドモードで起動し、iキーでインサートモードに入って文字を入力し、Escキーでコマンドモードに戻ってから:wqで保存終了するという操作順が正しく、他の順序ではインサートモードに入る前に入力するなど不整合が生じる。
根拠LPIC-1 101試験 GNUとUnixのコマンド(viエディタの基本操作)
killコマンドを使ってプロセスを終了させる際、デフォルトで送信されるシグナル(SIGTERM)とkill -9で送信されるシグナル(SIGKILL)の違いに関する説明として正しいものはどれか。
- ASIGTERMは強制終了でプロセスは終了処理を行えないが、SIGKILLは終了処理の機会を与える
- BSIGTERMとSIGKILLはどちらも同じ効果を持ち、プロセスは必ず終了処理を実行できる
- ✓SIGTERMはプロセスに終了処理を行う機会を与えるが、SIGKILLは強制的に即座にプロセスを終了させ、プロセス側で捕捉や無視はできない
- DSIGTERMはプロセスを一時停止するだけで終了はさせない
解説
SIGTERMはプロセスがシグナルハンドラで捕捉して終了前処理を行うことができるが、SIGKILLはカーネルによって強制的にプロセスを終了させるシグナルであり、プロセス側で無視や捕捉ができない。
根拠LPIC-1 101試験 GNUとUnixのコマンド(プロセスの実行と管理、killコマンド)
Linuxにおける「which」コマンドと「type」コマンドの違いに関する説明として正しいものはどれか。
- Awhichはビルトインコマンドを検出できるが、typeは外部コマンドのみ検索できる
- ✓whichは外部コマンドの実行ファイルパスをPATH上から検索するが、シェルの組み込みコマンドやエイリアスは検出できないのに対し、typeはビルトインコマンドやエイリアスも判別できる
- Cwhichとtypeはどちらもシェルの組み込みコマンドであり機能は同一である
- Dwhichはファイルの内容を検索するコマンドであり、typeはファイルの種類を判定するコマンドである
解説
whichはPATH上の実行ファイルを検索する外部コマンド(またはシェル機能)であり、ビルトインコマンドやエイリアスは検出できないことが多い。一方typeはシェルの組み込みコマンドで、対象がビルトイン・エイリアス・外部コマンドのいずれであるかを判別できる。
根拠GNUとUnixのコマンド - コマンドラインでの基本操作(which, type)
長時間かかる処理をフォアグラウンドで実行中に一時的に処理を中断してシェルの操作に戻り、その後その処理をバックグラウンドで再開させたい。次の①〜③の操作を正しい順序に並べたものはどれか。①Ctrl+Zキーを押す ②bgコマンドを実行する ③jobsコマンドで対象ジョブを確認する
- A②→①→③
- B③→①→②
- C①→②→③
- ✓①→③→②
解説
Ctrl+Zでフォアグラウンドのジョブを一時停止させ、jobsコマンドでジョブ番号を確認し、bgコマンドでそのジョブをバックグラウンドで再開させるのが正しい流れである。
根拠GNUとUnixのコマンド - ジョブ制御(Ctrl+Z, jobs, bg, fg)
Linuxサーバーで外付けストレージをumountしようとしたところ「umount: /mnt/data: target is busy.」というエラーが表示された。このマウントポイントを使用しているプロセスを特定するために実行すべきコマンドとして最も適切なものはどれか。
- Amount /mnt/data
- Bdf -h /mnt/data
- ✓fuser -m /mnt/data
- Dstat /mnt/data
解説
fuser -m にマウントポイントを指定すると、そのファイルシステムを使用しているプロセスのPIDが表示され、umountできない原因を特定できる。mountやdf、statは現在の使用状況(プロセス)を示すコマンドではない。
根拠LPIC-1 101試験 出題範囲「デバイス、Linuxファイルシステム、ファイルシステム階層構造規格」(ファイルシステムのマウント・アンマウント制御)
物理ディスク上にスワップファイルを新規に作成し、システムで恒久的に利用可能にするまでの作業手順として正しい順序はどれか。ただし、①ddコマンドで指定サイズのファイルを作成する、②mkswapコマンドでスワップ領域として初期化する、③swaponコマンドでスワップを有効化する、④/etc/fstabにエントリを追記し永続化する、とする。
- A①→③→②→④
- ✓①→②→③→④
- C②→①→③→④
- D①→②→④→③
解説
まずddでファイル本体を用意し、mkswapでスワップ領域として初期化し、swaponで即座に有効化してから、最後に/etc/fstabへ記載して次回起動時にも自動的に有効化されるようにする。
根拠LPIC-1 101試験 出題範囲「デバイス、Linuxファイルシステム、ファイルシステム階層構造規格」(スワップ領域の作成と管理)
ファイルシステム階層標準(FHS)における/varディレクトリの役割として最も適切な説明はどれか。
- ✓ログファイルやメールスプール、キャッシュなど、システム運用中に内容が変化する可変データを格納する。
- Bシステム起動に必要なブートローダやカーネルイメージを格納する。
- C各ユーザーのホームディレクトリを格納する。
- Dシステムに必須ではない追加のアプリケーションソフトウェアパッケージを格納する。
解説
/varはvariableの略で、ログ、メールスプール、印刷キュー、キャッシュなど運用中に頻繁に内容が変化するデータを格納する場所である。ブートローダは/boot、ホームディレクトリは/home、追加パッケージは/optが対応する。
根拠LPIC-1 101試験 出題範囲「デバイス、Linuxファイルシステム、ファイルシステム階層構造規格」(FHSの各ディレクトリの役割)
あるファイルシステムについてdf -iコマンドで確認したところ、inode総数が2,000,000個、使用済みinode数が1,840,000個であった。このファイルシステムのinode使用率(小数点以下切り捨て)として正しいものはどれか。
- A90%
- ✓92%
- C94%
- D96%
解説
1,840,000 ÷ 2,000,000 = 0.92 であり、小数点以下を切り捨てると92%となる。inodeが枯渇すると空き容量が残っていても新規ファイルが作成できなくなるため注意が必要である。
根拠LPIC-1 101試験 出題範囲「デバイス、Linuxファイルシステム、ファイルシステム階層構造規格」(ファイルシステムの整合性・使用状況管理)
/etc/fstabのマウントオプションであるnoexecとnodevの違いに関する説明として正しいものはどれか。
- Anoexecはファイルシステムを読み取り専用でマウントし、nodevは書き込みを禁止する。
- ✓noexecはそのファイルシステム上での実行可能ファイルの実行を禁止し、nodevはそのファイルシステム上のデバイスファイルを特殊ファイルとして解釈することを禁止する。
- CnoexecとnodevはどちらもSUIDビットの機能を無効化するオプションで機能は同一である。
- Dnoexecはデバイスファイルの作成を禁止し、nodevは実行可能ファイルの実行を禁止する。
解説
noexecはそのマウント上にあるバイナリやスクリプトの実行を禁止するオプションであり、nodevはそのマウント上のキャラクタ・ブロックデバイスファイルをデバイスとして解釈することを禁止するオプションである。役割が異なるため用途に応じて使い分ける。
根拠LPIC-1 101試験 出題範囲「デバイス、Linuxファイルシステム、ファイルシステム階層構造規格」(マウントオプションによるアクセス制御)
ダウンロードしたISOイメージファイル(image.iso)の中身を、実際に光学メディアへ書き込むことなくLinux上で参照したい。この目的を達成するために実行すべきコマンドとして最も適切なものはどれか。
- Add if=image.iso of=/dev/sdb1
- ✓mount -o loop image.iso /mnt/iso
- Ctar -xvf image.iso -C /mnt/iso
- Dfsck image.iso
解説
ISOイメージファイルのような通常ファイルをファイルシステムとしてマウントするには、ループデバイス経由でマウントするmount -o loopを使用する。ddはディスクへの書き込み用、tarはアーカイブ展開用、fsckは整合性チェック用であり目的に合わない。
根拠LPIC-1 101出題範囲: デバイス、Linuxファイルシステム、ファイルシステム階層構造規格 - ファイルシステムのマウント/アンマウント(ループデバイス)
複数のディスクを搭載したサーバーで/etc/fstabに/dev/sdb1のようなデバイス名を直接記述していたところ、ハードウェア構成の変更によってデバイス名の割り当て順序が変わり、意図しないパーティションがマウントされる事象が発生した。今後同様の問題を防ぐための対策として最も適切なものはどれか。
- A/etc/fstabのマウントオプションにnoautoを追加する
- Bfdiskコマンドでパーティション番号を振り直す
- ✓/etc/fstabのデバイス指定をUUIDまたはラベルによる指定に変更する
- D/dev/sdb1を/dev/sda1へのシンボリックリンクとして作成し直す
解説
デバイス名(/dev/sdXなど)は認識順序によって変わる可能性があるため、変化しないUUIDやラベルで指定することで、構成変更後も正しいパーティションが確実にマウントされるようになる。noautoは自動マウント自体を無効化するだけで根本解決にならず、他の選択肢も問題を解決しない。
根拠LPIC-1 101出題範囲: デバイス、Linuxファイルシステム、ファイルシステム階層構造規格 - デバイスの識別と永続的なマウント設定