貸付け及び貸付けに付随する取引に関する法令及び実務に関すること
民事保全法における仮差押えと仮処分に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ✓仮差押えは金銭債権についての将来の強制執行を保全するために債務者の財産の処分を禁止する保全処分であり、仮処分は金銭債権以外の権利について現状の変更を防止する等のために行う保全処分である。
- B仮差押えは係争物に関する保全処分であり、仮処分は金銭債権の保全のために行う保全処分である。
- C仮差押命令も仮処分命令も、本案訴訟において勝訴判決が確定した後でなければ申し立てることができない。
- D仮差押えと仮処分は、いずれも発令に先立ち債務者の同意を得なければならない。
解説
仮差押えは金銭債権の執行保全、仮処分は金銭債権以外の権利(係争物や権利関係)の保全を目的とする点で区別される。いずれも本案訴訟の提起前に申し立てることができ、密行性から債務者の同意は不要である。
根拠民事保全法(仮差押え及び仮処分の区別)