土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令
Aは、自己が所有する土地及びその土地上に存する建物のうち、建物についてのみBのために抵当権を設定した。その後、Bの抵当権が実行され、Cがその建物を競落した。この場合における土地の利用権に関する記述として、民法上最も適切なものはどれか。
- ✓Cは、法律上当然に土地について地上権(法定地上権)を取得する
- BCは、Aとの間で新たに賃貸借契約を締結しない限り、土地を利用する権原を有しない
- CCは、Aの承諾がある場合に限り法定地上権を取得する
- DAが土地についても別途抵当権を設定していない限り、法定地上権は成立しない
解説
抵当権設定当時に土地建物が同一所有者に属し、抵当権の実行によって所有者が異なるに至った場合、法律上当然に法定地上権が成立する。土地に抵当権が設定されていることは要件ではない。
根拠民法第388条(法定地上権)