憲法・刑法・会社法
正当防衛と緊急避難の異同に関する記述として正しいものはどれか。
- ✓正当防衛は不正の侵害に対する反撃であり、緊急避難は危難を避けるために第三者の正当な利益を害する「正対正」の関係にある
- B正当防衛と緊急避難は、いずれも不正な侵害者に対してのみ行うことができる点で共通する
- C緊急避難は、自己の権利に対する侵害がある場合に限り成立する
- D正当防衛には補充性の要件が必要であるが、緊急避難には補充性は不要である
解説
正当防衛は「不正対正」の関係であり補充性は不要とされるのに対し、緊急避難は「正対正」の関係であるため、他に取るべき方法がないという補充性の要件がより厳格に要求される。緊急避難は不正の侵害者以外の第三者の利益を害する場合にも成立しうる。
根拠刑法36条・37条(正当防衛と緊急避難の比較)