民法
土地の利用権としての地上権と賃借権の違いに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- ✓地上権は物権であるため地上権者は原則として自由にその権利を譲渡することができるが、賃借権は賃貸人の承諾を得なければ譲渡することができない
- B賃借権は物権であり、地上権は債権である
- C地上権には賃借権よりも厳格な存続期間の上限規定が設けられている
- D地上権者には登記請求権が認められないが、賃借人には常に登記請求権が認められる
解説
地上権は物権であり、原則として地上権者の自由な処分(譲渡)が認められるのに対し、賃借権は債権であるため、その譲渡には賃貸人の承諾を要する。地上権と賃借権の法的性質の違いがこの処分の自由度の差として表れている。
根拠民法第265条(地上権の内容)、第272条(地上権の譲渡等)、第612条(賃借権の譲渡及び転貸の制限)