民法
会社Aの従業員Bが、営業活動中に運転していた社用車でCに損害を与えた場合、Cに対する損害賠償責任に関する記述として正しいものはどれか。
- ✓Aは使用者責任としてCに損害賠償責任を負い、Bも不法行為責任を負うため、両者は連帯してCに損害を賠償する責任を負う
- BAが使用者責任を負う場合、Bは不法行為責任を免れる
- CAは被用者の選任及び監督について相当の注意をしたことを証明しても、使用者責任を免れることはできない
- DCは、Aに対してのみ損害賠償を求めることができ、Bに対して求めることはできない
解説
使用者は被用者がその事業の執行について第三者に加えた損害につき使用者責任を負うが、これは被用者自身の不法行為責任を免除するものではなく、使用者と被用者は連帯して責任を負う。なお、使用者が選任監督につき無過失を証明すれば免責される規定があるため、免責の余地が全くないとする記述は誤りである。
根拠民法第715条(使用者等の責任)、第709条(不法行為による損害賠償)