資格スワイプ
民法

Aが建物所有の目的でB所有の土地を利用する場合における「地上権」と「土地賃借権」の違いに関する説明として最も適切なものはどれか。

  • A地上権も賃借権もいずれも債権であり、両者とも登記をしなければ第三者に対抗できない点で異ならない。
  • B地上権には地代を支払う義務が常に伴うが、賃借権は無償であることが原則である。
  • ✓地上権は物権であり第三者に対抗するには登記が必要であるのに対し、賃借権は債権であるため原則として登記請求権がなく、借地借家法上の建物所有による対抗力の制度が別途設けられている。
  • D賃借権は土地所有者の同意なく自由に譲渡・転貸できるのに対し、地上権者は譲渡・転貸に土地所有者の承諾を要する。

解説

地上権は物権であるため登記により第三者に対抗できるが、賃借権は債権であり賃借人に賃貸人への登記請求権は原則として認められず、借地借家法上の建物登記による対抗制度で補われている。地上権の地代は必須ではなく、賃借権の譲渡・転貸には賃貸人の承諾を要する点で選択肢の記述は逆である。

根拠民法265条(地上権の内容)、601条・612条(賃貸借、賃借権の譲渡及び転貸の制限)

← 前の問題次の問題 →
スワイプでまとめて流す