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出典: オリジナル想定問題(当サイト作成、実際の過去問ではありません)。公表されている出題範囲に基づく(最終更新 2026-10-14)
ある事務所ビルにおいて、在勤者数を400人、1人当たりの1日予想給水量を100L/人・日とした場合、この建物全体の1日当たりの設計給水量として適切なものはどれか。
- A30m³
- B35m³
- ✓40m³
- D45m³
解説
1日予想給水量は在勤者数×1人当たりの使用水量で求める。400人×100L/人・日=40,000L=40m³となる。
根拠建築設備士試験・学科(建築設備)-給排水衛生設備(給水設備の計画)
床面積16m²の住宅の居室に、採光に有効な部分の面積が1.8m²の窓を設けた。建築基準法上の採光規定について述べたものとして正しいものはどれか。
- A採光に有効な開口部の面積は床面積の1/10以上必要であり、本事例はこれを満たすため適合する。
- B採光に有効な開口部の面積は床面積の1/5以上必要であり、本事例はこれを満たさないため適合しない。
- C居室の採光規定は用途地域により異なるため、本事例だけでは判断できない。
- ✓採光に有効な開口部の面積は床面積の1/7以上必要であり、本事例はこれを満たさないため適合しない。
解説
住宅の居住のための居室は床面積の1/7以上の採光に有効な開口部が必要である。16m²×1/7≒2.29m²に対し実際は1.8m²であり不足しているため規定に適合しない。
根拠建築基準法第28条、建築基準法施行令第20条(採光関係規定)
建築確認を要する建築物の新築工事における次の①〜④の手続きを、実施する順序として正しく並べたものはどれか。①完了検査の申請 ②確認済証の交付 ③工事の着手 ④確認申請書の提出
- ✓④→②→③→①
- B①→④→②→③
- C②→④→①→③
- D③→④→②→①
解説
建築主はまず確認申請書を提出し(④)、確認済証の交付を受けて(②)初めて工事に着手でき(③)、工事完了後に完了検査を申請する(①)という順序となる。
根拠建築基準法第6条・第7条(建築確認及び完了検査の手続き)
単一ダクト定風量方式(CAV)と単一ダクト変風量方式(VAV)の特徴を比較した記述として、最も適切なものはどれか。
- AVAV方式は常に最大風量で運転するため、省エネルギー性はCAV方式より劣る。
- ✓CAV方式は送風量を一定に保ち室内の熱負荷変動に応じて吹出し温度を変化させて制御するのに対し、VAV方式は熱負荷変動に応じて送風量を変化させて温度制御を行う。
- CCAV方式は室ごとに送風量を変化させることができるが、VAV方式は全館一律の風量となる。
- DVAV方式は送風機の回転数制御を行わないため、搬送エネルギーの低減効果はない。
解説
CAV方式は送風量を一定にして吹出し温度の変化で制御するのに対し、VAV方式は負荷変動に応じて送風量自体を変化させて制御する点が大きな違いであり、部分負荷時の搬送エネルギー削減によりVAV方式は省エネルギー性に優れる。
根拠建築設備士試験・学科(建築設備)-空気調和設備
建築基準法における「主要構造部」に含まれないものはどれか。
- A壁
- B柱
- ✓基礎
- D屋根
解説
主要構造部は壁、柱、梁、床、屋根、階段とされており、基礎は含まれない。基礎は「構造耐力上主要な部分」には含まれるが「主要構造部」とは異なる概念である。
根拠建築基準法第2条第5号
ある事務室(床面積40m²)の必要照度を750lxとし、使用する照明器具1台当たりの光束を5000lm、照明率を0.75、保守率を0.8とする場合、平均照度計算法により求められる必要な照明器具の台数として適切なものはどれか。
- A8台
- ✓10台
- C15台
- D12台
解説
N=E×A/(F×U×M)より、N=750×40/(5000×0.75×0.8)=30000/3000=10台となる。
根拠建築設備士試験 学科:建築設備(照明計画・照度計算)
開放式膨張水槽と密閉式膨張水槽に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ✓密閉式膨張水槽は、水槽内に空気や窒素ガス等を封入して圧力変化を吸収する構造であり、設置場所の制約が少なく機械室内などにも設置できる
- B開放式膨張水槽は、大気に開放されていないため、酸素の溶け込みによる配管の腐食が少ない
- C密閉式膨張水槽は、必ず建物の最上部に設置しなければならない
- D開放式膨張水槽は、密閉式より設置スペースが小さく、どの階にも自由に設置できる
解説
密閉式は大気と遮断し封入ガス等で圧力変動を吸収するため、建物の最上部以外の機械室等にも設置できる。一方、開放式は大気に開放されているため建物最高部付近への設置が必要で、酸素の溶け込みによる腐食の懸念がある。
根拠建築設備士試験 学科:建築設備(給水・加熱設備、膨張水槽)
敷地面積300m²の敷地において、指定建蔽率が60%、指定容積率が200%である場合、この敷地に建築できる延べ面積の最高限度として正しいものはどれか。
- A480m²
- B720m²
- ✓600m²
- D180m²
解説
延べ面積の最高限度は敷地面積に指定容積率を乗じて求める。300m²×200%=600m²となる。180m²は建蔽率から算出される建築面積の最高限度であり、延べ面積の限度ではない。
根拠建築基準法第52条(容積率)
空気調和機(AHU)の据付工事における次の①〜④の作業を、通常の実施順序として正しく並べたものはどれか。①本体の搬入・据付②耐振基礎(架台)の設置③ダクト・配管の接続④試運転調整
- A①→②→③→④
- ✓②→①→③→④
- C②→③→①→④
- D①→③→②→④
解説
耐振基礎(架台)をあらかじめ設置してから機器本体を搬入・据付し、その後ダクトや配管を接続し、最後に試運転調整を行うのが通常の施工順序である。
根拠空気調和設備工事の施工手順
直結増圧方式と高置水槽方式の給水方式の特徴を比較した記述として、最も適切なものはどれか。
- ✓直結増圧方式は高置水槽が不要で衛生的であるが、断水時にはバックアップがなく、水道本管の圧力変動の影響を受けやすい。
- B高置水槽方式は水道本管の圧力変動の影響を受けにくいが、断水時には給水を継続できない。
- C直結増圧方式は高置水槽方式に比べて断水時の給水継続性に優れる。
- D高置水槽方式は増圧ポンプが不要なため、直結増圧方式より建築物全体の省スペース化に有利である。
解説
直結増圧方式は水槽を介さないため水質汚染のリスクが低い一方、断水や水道本管の圧力変動の影響を直接受ける。高置水槽方式は水槽内に貯留水があるため断水時にもある程度給水を継続できる点が特徴であり、他の選択肢はこの関係を逆に説明している。
根拠給水設備(給水方式の種類と特徴)
高さ25mの事務所ビルを新築する場合における、建築基準法上の避雷設備の設置に関する記述として正しいものはどれか。
- ✓高さ20mを超える建築物には、原則として避雷設備を設けなければならない。
- B高さ31mを超える建築物にのみ避雷設備の設置義務がある。
- C避雷設備の設置義務は延べ面積が一定規模を超える場合にのみ適用される。
- D木造建築物には避雷設備の設置義務は適用されない。
解説
建築基準法上、高さ20mを超える建築物には原則として避雷設備を設置しなければならないと定められている。31mは非常用昇降機の設置基準であり、本問の論点とは異なる。
根拠建築基準法第33条(避雷設備)
排水通気設備における「伸頂通気方式」の説明として正しいものはどれか。
- A各器具トラップごとに個別の通気管を設け、通気立て管に接続する方式である。
- B排水横枝管の要所に通気管を設け、排水立て管とは別系統で大気に開放する方式である。
- ✓排水立て管の頂部をそのまま延長して大気に開放し、通気立て管を設けない方式である。
- D排水槽内の空気を機械的に排出し、負圧を形成する方式である。
解説
伸頂通気方式は、排水立て管の頂部をそのまま屋上等まで延長して大気に開放する方式であり、別途通気立て管を設けない簡易な通気方式である。他の選択肢は各個通気方式やループ通気方式等の説明にあたる。
根拠排水通気設備(伸頂通気方式)
室容積200m³の居室において、必要換気回数を0.5回/hとする場合、この居室に必要な換気量として適切なものはどれか。
- A50m³/h
- B150m³/h
- ✓100m³/h
- D200m³/h
解説
必要換気量は室容積に必要換気回数を乗じて求められるため、200m³×0.5回/h=100m³/hとなる。
根拠建築設備士試験・換気設備の計画(必要換気量の算定)
冷却塔の設置工事における次の①〜④の作業を、通常の実施順序として正しく並べたものはどれか。①架台(基礎)の設置 ②本体の搬入・据付 ③配管の接続 ④試運転調整
- ✓①→②→③→④
- B②→①→③→④
- C①→③→②→④
- D③→①→②→④
解説
冷却塔の設置では、まず架台や基礎を設けた上で本体を搬入・据付し、その後配管を接続して試運転調整を行う順序が通常である。
根拠建築設備士試験・空気調和設備工事の施工手順(冷却塔)