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出典: オリジナル想定問題(当サイト作成、実際の過去問ではありません)。公表されている出題範囲に基づく(最終更新 2026-09-18)
要介護3の認定を受けている利用者が、1か月に264,000円分の介護サービスを区分支給限度基準額の範囲内で利用した。介護保険の利用者負担割合が1割である場合、自己負担額として正しいものはどれか。
- ✓26,400円
- B52,800円
- C13,200円
- D264,000円
解説
利用者負担額は利用したサービス費用に負担割合を乗じて算出する。264,000円×0.1=26,400円となる。
根拠介護保険法における利用者負担(1割・2割・3割)及び区分支給限度基準額の仕組み
訪問介護員が、片麻痺のある利用者から「着替えは自分でやりたいので、見守ってほしい」と伝えられた。この場合の訪問介護員の対応として最も適切なものはどれか。
- A時間がかかるため、着替えは全介助で行う
- ✓利用者の意思を尊重し、安全に配慮しながら見守り、必要時のみ介助する
- C家族の意向を優先し、家族が決めた方法で介助する
- D本人の意思にかかわらず、事業所の効率を優先して介助する
解説
利用者の自己決定と残存能力の活用を尊重することが人間の尊厳と自立の観点から重要であり、安全確保をしながら見守ることが適切である。
根拠人間の尊厳と自立(自己決定の尊重)
介護保険制度における要介護認定の手続きの順序として、正しいものはどれか。
- ✓市町村への申請→認定調査・主治医意見書の作成→一次判定(コンピュータ判定)→介護認定審査会による二次判定→認定結果の通知
- B市町村への申請→介護認定審査会による二次判定→認定調査・主治医意見書の作成→一次判定→認定結果の通知
- C認定調査・主治医意見書の作成→市町村への申請→一次判定→二次判定→認定結果の通知
- D市町村への申請→一次判定→認定調査・主治医意見書の作成→二次判定→認定結果の通知
解説
要介護認定は、市町村への申請後に認定調査と主治医意見書が作成され、それを基にコンピュータによる一次判定、続いて介護認定審査会による二次判定を経て結果が通知される。
根拠介護保険法における要介護認定の手続き
障害者総合支援法に基づく障害福祉サービスの利用手続きの順序として、正しいものはどれか。
- A市町村への申請→支給決定→障害支援区分の認定→サービス利用開始
- Bサービス等利用計画案の提出→市町村への申請→障害支援区分の認定→支給決定
- ✓市町村への申請→障害支援区分の認定調査・審査会の判定→支給決定→サービス等利用計画案の提出→サービス利用開始
- D障害支援区分の認定調査→市町村への申請→支給決定→サービス利用開始
解説
障害福祉サービスの利用は、市町村への申請後に障害支援区分の認定調査・審査会による判定を経て支給決定が行われ、その後サービス等利用計画案を提出してサービス利用が開始される流れとなる。
根拠障害者総合支援法における障害福祉サービスの支給決定手続き
介護保険制度における第1号被保険者と第2号被保険者の違いに関する記述として、正しいものはどれか。
- A第1号被保険者は40歳以上65歳未満、第2号被保険者は65歳以上である
- ✓第1号被保険者は原因を問わず要介護・要支援状態になれば保険給付の対象となるが、第2号被保険者は特定疾病による場合に限られる
- C第2号被保険者は原因を問わず保険給付の対象となるが、第1号被保険者は特定疾病による場合に限られる
- D第1号・第2号被保険者ともに特定疾病による場合のみ保険給付の対象となる
解説
第1号被保険者(65歳以上)は原因を問わず要介護・要支援認定を受けられるが、第2号被保険者(40歳以上65歳未満)は特定疾病により要介護・要支援状態になった場合に限り保険給付の対象となる。
根拠介護保険法における被保険者の区分(第1号被保険者・第2号被保険者)
介護保険制度における介護給付に要する費用は、公費と保険料でそれぞれ50%ずつ賄われる仕組みとなっている。ある市町村における1か月の介護給付費の総額が6,000万円であった場合、公費で賄われる額として正しいものはどれか。
- A1,500万円
- B4,500万円
- ✓3,000万円
- D6,000万円
解説
介護保険の介護給付に要する費用は公費50%、保険料50%で賄われる。6,000万円の50%は3,000万円となる。
根拠介護保険制度の財源構成(公費と保険料の負担割合)
介護保険制度における居宅サービス計画作成のためのケアマネジメントの過程として、正しい順序はどれか。
- Aアセスメント→サービス担当者会議→居宅サービス計画原案の作成→サービス実施→モニタリング
- B居宅サービス計画原案の作成→アセスメント→サービス担当者会議→サービス実施→モニタリング
- Cアセスメント→サービス実施→居宅サービス計画原案の作成→サービス担当者会議→モニタリング
- ✓アセスメント→居宅サービス計画原案の作成→サービス担当者会議→サービス実施→モニタリング
解説
ケアマネジメントは利用者の状態を把握するアセスメントに始まり、それに基づき原案を作成し、担当者会議で関係者と調整したうえでサービスを実施し、その後モニタリングを行う流れとなる。
根拠介護保険制度における居宅介護支援・ケアマネジメントの過程
右片麻痺のある利用者をベッドから車椅子へ移乗する際の介助方法として、最も適切なものはどれか。
- A車椅子を患側(右側)に設置し、患側から移乗させる
- ✓車椅子を健側(左側)に、ベッドに対して20〜30度の角度で設置し、健側から移乗する
- C車椅子をベッドに対して直角に設置し、患側から移乗させる
- D車椅子をベッドの足元に平行に設置し、背後から移乗させる
解説
片麻痺のある利用者の移乗介助では、健側(動かしやすい側)を軸に動作できるよう、車椅子を健側にベッドと20〜30度の角度で設置し、健側から移乗するのが基本原則である。患側から移乗させると転倒や負担増加のリスクが高まる。
根拠介護福祉士国家試験出題基準:介護「生活支援技術」(移乗・移動の介護、片麻痺のある利用者への対応)
認知症のある利用者が同じ話を何度も繰り返す場合の介護福祉職の対応として、最も適切なものはどれか。
- ✓その都度、初めて聞くように応答し、話の内容を否定せずに受け止める
- B「さっきも聞きました」と伝え、同じ話を繰り返さないよう促す
- C話をさえぎり、別の話題に強制的に変える
- D話の内容の誤りを指摘し、正しい事実を繰り返し説明する
解説
認知症の人が同じ話を繰り返すのは記憶障害によるものであり、否定や訂正は不安や混乱を招く。その都度受容的に応じることで安心感を与える対応が適切である。
根拠介護福祉士国家試験出題基準:介護「コミュニケーション技術」(認知症のある利用者とのコミュニケーション)
体重50kgの高齢者について、必要水分量の目安を「体重1kgあたり30mL」として算出した場合、1日に必要な水分摂取量として正しいものはどれか。
- A1200mL
- ✓1500mL
- C1800mL
- D1000mL
解説
50kg×30mL=1500mLとなる。高齢者の水分摂取量の目安として体重あたりの必要量から算出する考え方は、脱水予防のための生活支援において実務上用いられる。
根拠介護福祉士国家試験出題基準:介護「生活支援技術」(水分・栄養管理、脱水予防)
ボディメカニクスを活用してベッド上の利用者を車椅子へ移乗する際の介助手順として、正しいものはどれか。
- A支持基底面を広げ重心を低くする→利用者に声をかけ説明する→車椅子に座らせる→利用者の身体を自分に引き寄せる
- B利用者の身体を自分に引き寄せる→利用者に声をかけ説明する→支持基底面を広げ重心を低くする→車椅子に座らせる
- C車椅子に座らせる→利用者に声をかけ説明する→支持基底面を広げ重心を低くする→利用者の身体を自分に引き寄せる
- ✓利用者に声をかけ説明する→支持基底面を広げ重心を低くする→利用者の身体を自分に引き寄せる→車椅子に座らせる
解説
移乗介助では、まず利用者に声をかけ動作を説明し、次に介助者自身が支持基底面を広げ重心を低くして安定した姿勢をとり、利用者の身体を自分に引き寄せてから車椅子に座らせるという順序が、腰痛予防と安全確保の両面から適切である。
根拠介護福祉士国家試験出題基準:介護「生活支援技術」(ボディメカニクスを活用した移乗・移動の介護)
高齢者への食事支援における経口摂取と経管栄養の適応に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A経管栄養は誤嚥のリスクをまったく伴わないため、嚥下障害の有無にかかわらず優先して選択すべきである
- B経口摂取と経管栄養は、栄養摂取量の観点からのみ選択され、嚥下機能の状態は考慮しない
- C経管栄養を行っている利用者には、口腔ケアは不要である
- ✓経口摂取は、嚥下機能が保たれている場合に用いられ、口腔機能の維持や食べる楽しみの保持にも寄与するが、経管栄養は嚥下機能の著しい低下等により誤嚥のリスクが高い場合に選択される
解説
経口摂取は嚥下機能が保たれている場合に、食べる楽しみや口腔機能の維持にも寄与する重要な支援であるのに対し、経管栄養は嚥下機能の著しい低下等により誤嚥性肺炎のリスクが高い場合に選択される代替手段である。経管栄養であっても口腔ケアは誤嚥性肺炎予防のため必要である。
根拠介護福祉士国家試験出題基準:介護「生活支援技術」(食事の介護、経管栄養を行っている利用者への対応)
身長158cm、体重60kgの高齢者のBMI(体重kg÷身長m²)を算出した場合、最も近い値はどれか。
- A18.5
- B21.5
- ✓24.0
- D27.5
解説
BMIは体重(kg)÷身長(m)²で計算する。60÷(1.58×1.58)=60÷2.4964≒24.0となり、普通体重の範囲に該当する。
根拠介護福祉士国家試験出題科目:発達と老化の理解・こころとからだのしくみ(栄養状態のアセスメント)
経管栄養(胃ろう)を実施する際の一般的な手順として、正しいものはどれか。
- A体位を整える→注入→物品準備→注入後の姿勢保持
- ✓物品準備→体位を整える→注入→注入後の姿勢保持
- C注入→物品準備→体位を整える→注入後の姿勢保持
- D注入後の姿勢保持→物品準備→体位を整える→注入
解説
経管栄養では、まず注入物や物品を準備し、次に誤嚥・逆流を防ぐため半座位などの体位を整えてから注入を行い、注入後もしばらく座位を保持することが基本手順である。
根拠介護福祉士国家試験出題科目:医療的ケア(経管栄養の実施手順)
摂食・嚥下の過程を先行期(認知期)、準備期(咀嚼期)、口腔期、咽頭期、食道期の5段階に分けたとき、正しい順序はどれか。
- A準備期→先行期→口腔期→咽頭期→食道期
- B先行期→口腔期→準備期→咽頭期→食道期
- ✓先行期→準備期→口腔期→咽頭期→食道期
- D先行期→準備期→咽頭期→口腔期→食道期
解説
摂食・嚥下は、食べ物を認知する先行期、咀嚼して食塊を形成する準備期、舌で咽頭へ送る口腔期、嚥下反射が起こる咽頭期、食道を通過する食道期の順に進む。この順序を理解することは誤嚥防止の観点からも重要である。
根拠こころとからだのしくみ:摂食・嚥下のしくみ
キューブラー・ロスが示した死の受容過程における心理的段階の順序として、正しいものはどれか。
- A怒り→否認→取引→抑うつ→受容
- ✓否認→怒り→取引→抑うつ→受容
- C否認→取引→怒り→抑うつ→受容
- D否認→怒り→抑うつ→取引→受容
解説
キューブラー・ロスは死を宣告された人の心理過程を、否認、怒り、取引、抑うつ、受容の5段階として示した。この順序は終末期にある利用者の心理状態を理解する上で重要な視点である。
根拠こころとからだのしくみ:死の受容過程(キューブラー・ロス)
利用者がベッドから急に立ち上がった際に、めまいとふらつきを訴えた。起立性低血圧が疑われる場合の介護福祉職の対応として、最も適切なものはどれか。
- Aふらつきは一時的なものであるため、特に対応せず様子をみる
- B立位保持が困難であるため、直ちに抱え上げるように車椅子へ移乗させる
- ✓臥位から座位、座位から立位へと段階的に体位を変換し、姿勢の安定を確認しながら進める
- Dめまいが生じてもそのまま歩行を継続させ、慣れさせるようにする
解説
起立性低血圧は急激な体位変換により血圧調節が追いつかず起こる。予防・対応としては、臥位から座位、座位から立位へと段階を踏み、その都度状態を確認しながら体位を変えることが重要である。
根拠こころとからだのしくみ:循環器の仕組みと起立性低血圧
記憶における「短期記憶」と「長期記憶」の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A短期記憶は経験した出来事に関する記憶であり、長期記憶は動作の手続きに関する記憶である
- ✓短期記憶は数十秒程度保持され容量に限りがあるが、長期記憶は反復や意味づけにより永続的に保持され得る
- C短期記憶は加齢の影響を受けにくいが、長期記憶は加齢とともに著しく低下する
- D短期記憶は意味記憶とエピソード記憶に分類され、長期記憶は感覚記憶に分類される
解説
短期記憶は数十秒程度しか保持されず容量にも限りがあるが、繰り返しや意味づけを経て長期記憶へ転送されると長期間、時には生涯にわたり保持される。加齢の影響は短期記憶(特に作動記憶)でより顕著にみられることが多い。
根拠こころとからだのしくみ:記憶のしくみ
訪問介護員が利用者の橈骨動脈で15秒間脈拍を測定したところ20回であった。1分間の脈拍数として正しいものはどれか。
- A60回/分
- B70回/分
- ✓80回/分
- D90回/分
解説
15秒間の測定値を1分間(60秒)に換算するには4倍すればよいため、20回×4=80回/分となる。
根拠こころとからだのしくみ:バイタルサイン(脈拍)の観察
経管栄養剤500mLを100分かけて注入する指示が出ている。輸液セットの1mLあたりの滴下数を20滴とした場合、1分間の滴下数として正しいものはどれか。
- A80滴
- ✓100滴
- C120滴
- D150滴
解説
総滴下数は500mL×20滴/mL=10,000滴であり、これを100分で割ると1分間あたり100滴となる。
根拠こころとからだのしくみ/経管栄養の実施方法
アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- Aアルツハイマー型は脳血管障害の発生に伴い階段状に進行するが、脳血管性は緩やかに進行する
- ✓アルツハイマー型は緩やかに進行するのに対し、脳血管性は脳血管障害の発生に伴い階段状に進行し症状にまだらな差がみられることが多い
- Cアルツハイマー型と脳血管性はいずれも症状の進行に差がなく、区別することはできない
- D脳血管性認知症では初期から記憶障害以外の症状はみられない
解説
アルツハイマー型認知症は脳の変性により緩徐に進行するのに対し、脳血管性認知症は脳梗塞などの発作のたびに階段状に悪化し、機能低下にまだら状の差がみられやすい点が特徴である。
根拠こころとからだのしくみ/認知症の原因疾患による症状の違い
訪問介護員が利用者に口腔内喀痰吸引を実施している最中に、SpO2が88%まで低下し、口唇にチアノーゼが見られた。この場合の対応として、最も適切なものはどれか。
- A吸引時間を延ばして痰を完全に除去する
- ✓直ちに吸引を中止し、看護職員へ連絡する
- C体位を仰臥位に変更してから吸引を続ける
- D吸引圧を上げて手早く終わらせる
解説
吸引実施中に低酸素状態を示す所見(SpO2低下、チアノーゼ)がみられた場合は、直ちに吸引を中止して呼吸状態を確認し、速やかに看護職員等の医療職へ報告・連絡することが原則である。吸引を継続・強化することは状態を悪化させる危険がある。
根拠医療的ケア:喀痰吸引実施時のリスク管理・緊急時対応
経管栄養剤450mLを、1mLあたり20滴の輸液セットを用いて1分間30滴の速度で注入する場合、注入に要する時間として正しいものはどれか。
- A3時間
- B4時間
- C6時間
- ✓5時間
解説
450mL×20滴/mL=9,000滴が総滴下数であり、9,000滴÷30滴/分=300分=5時間となる。
根拠医療的ケア:経管栄養実施時の滴下数・所要時間の計算
一次救命処置(BLS)における対応の順序として、正しいものはどれか。
- A反応の確認→呼吸の確認→周囲への応援要請と119番通報・AED依頼→胸骨圧迫の開始→AEDの装着
- ✓反応の確認→周囲への応援要請と119番通報・AED依頼→呼吸の確認→胸骨圧迫の開始→AEDの装着
- C周囲への応援要請と119番通報・AED依頼→反応の確認→呼吸の確認→胸骨圧迫の開始→AEDの装着
- D反応の確認→周囲への応援要請と119番通報・AED依頼→胸骨圧迫の開始→呼吸の確認→AEDの装着
解説
一次救命処置では、まず反応を確認し、周囲へ応援要請と119番通報・AED依頼を行い、その後呼吸を確認して、必要に応じて胸骨圧迫を開始し、AEDが到着次第装着するという順序が基本である。
根拠医療的ケア:救急蘇生法(一次救命処置)
経鼻経管栄養と胃ろうによる経管栄養の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A経鼻経管栄養は長期間の栄養管理に適し、胃ろうは短期間の使用に限られる
- B胃ろうは医師の指示なく介護福祉士が造設できる
- C経鼻経管栄養では誤嚥性肺炎のリスクがなく、胃ろうでは誤嚥性肺炎のリスクが高い
- ✓胃ろうは腹壁に造設した瘻孔から栄養剤を注入する方法であり、経鼻経管栄養は鼻からチューブを挿入して胃まで通す方法である
解説
胃ろうは腹壁に造設した瘻孔(ろう孔)から直接胃内へ栄養剤を注入する方法であり、経鼻経管栄養は鼻からチューブを挿入して胃まで通す方法である点が基本的な違いである。造設は医師が行う医行為であり、いずれも誤嚥性肺炎のリスクは完全には排除できない。
根拠医療的ケア:経管栄養(経鼻経管栄養・胃ろう・腸ろう)の種類と違い
経管栄養実施中に利用者が嘔吐した。この場合の介護福祉職の対応として、最も適切なものはどれか。
- A注入を継続しながら顔を横に向けて誤嚥を防ぐ
- B注入速度を上げて早く終わらせる
- ✓直ちに栄養剤の注入を中止し、顔を横に向けて誤嚥を防止した上で看護職員に連絡する
- D体位を仰臥位にして様子を見る
解説
経管栄養中の嘔吐は誤嚥性肺炎の危険を伴うため、直ちに注入を中止し、顔を横に向けて誤嚥を防止した上で看護職員へ速やかに報告・連絡することが最優先である。
根拠医療的ケア:経管栄養実施時のリスク管理・緊急時対応
胃ろうによる経管栄養の注入が終了した直後、利用者をすぐに仰臥位にして臥床させた。この対応について、最も適切な指摘はどれか。
- A栄養剤の消化を促進するため、適切な対応である
- ✓逆流や誤嚥性肺炎のリスクを高めるため、しばらく上体を起こした姿勢を保つべきである
- C便秘予防のため、腹臥位にすべきであった
- D血圧低下を防ぐため、下肢を挙上すべきであった
解説
経管栄養終了直後にすぐ仰臥位にすると胃内容物が逆流し誤嚥性肺炎を引き起こす危険がある。注入後30分から1時間程度は上体を挙上した姿勢を保つことが推奨される。
根拠医療的ケア/経管栄養の実施手順・リスクマネジメント
胃ろうによる経管栄養を、注入ポンプを用いて1時間あたり150mLの速度で2時間かけて注入する指示が出ている。総投与量として正しいものはどれか。
- A250mL
- ✓300mL
- C350mL
- D200mL
解説
1時間あたり150mLの速度で2時間注入するため、150mL×2時間=300mLとなる。
根拠医療的ケア/経管栄養の実施に関する計算