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出典: オリジナル想定問題(当サイト作成、実際の過去問ではありません)。公表されている出題範囲に基づく(最終更新 2026-10-01)
OSI参照モデルにおいて、伝送媒体の電気的・機械的特性を規定し、ビット列の伝送を担う層は第何層に位置づけられるか。
- ✓第1層(物理層)
- B第2層(データリンク層)
- C第3層(ネットワーク層)
- D第4層(トランスポート層)
解説
ビット列の伝送やコネクタ・ケーブルの電気的特性を規定するのは物理層であり、OSI参照モデルでは第1層に位置づけられる。
根拠情報配線施工技能検定 学科試験科目「情報ネットワーク概論」
スター型トポロジーで構築されたLANにおいて、1台のPCとスイッチを接続するケーブルが断線した。このときの影響として適切なものはどれか。
- Aネットワーク全体が停止し、全PCが通信不能となる。
- Bスイッチが自動的にバス型トポロジーに切り替わる。
- ✓該当PCのみ通信不能となり、他のPCの通信には影響しない。
- D断線したケーブルに接続されていた全PCが通信不能となる。
解説
スター型トポロジーでは各端末がスイッチと個別の配線で接続されるため、1本の配線の断線は他の端末の通信には波及せず、該当PCのみが通信不能となる。
根拠情報配線施工技能検定 学科試験科目「情報ネットワーク概論」
TCP/IP通信でアプリケーション層のデータを送信する際、データにヘッダが付加されていく順序として正しいものはどれか。
- ✓アプリケーション層→トランスポート層→インターネット層→ネットワークインタフェース層
- Bインターネット層→トランスポート層→アプリケーション層→ネットワークインタフェース層
- Cネットワークインタフェース層→インターネット層→トランスポート層→アプリケーション層
- Dトランスポート層→アプリケーション層→ネットワークインタフェース層→インターネット層
解説
送信時はアプリケーション層で生成されたデータに、下位の層へ渡るごとにトランスポート層、インターネット層、ネットワークインタフェース層のヘッダが順に付加されるカプセル化が行われる。
根拠情報配線施工技能検定 学科試験科目「情報ネットワーク概論」
IPアドレスのネットワーク部にサブネットマスク255.255.255.0を用いた場合、1つのネットワークセグメントに割り当て可能なホストアドレスの最大数はどれか。
- A126
- B256
- C62
- ✓254
解説
ホスト部が8ビットであるため組み合わせは256通りとなるが、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスの2つを除く必要があり、256-2=254となる。
根拠情報配線施工技能検定 学科試験科目「情報ネットワーク概論」
UTPケーブルの結線作業において、より対線をほどいた状態を必要以上に長く維持したまま結線した結果、通信に断続的なエラーが発生した。この事象の主な原因として最も適切なものはどれか。
- Aケーブルの許容曲げ半径を超えたことによる断線
- ✓隣接する対線間でのクロストーク(漏話)の増大
- Cコネクタの接触抵抗の低下
- D伝送距離が規定値を下回ったことによる信号減衰不足
解説
より対線の撚りは対間のノイズを打ち消し合う役割を持つため、撚りをほどいた部分が長いと隣接対線間のクロストークが増大し、伝送エラーの原因となる。
根拠情報配線施工技能検定 学科試験科目「情報ネットワーク概論」
レイヤ2スイッチが、宛先MACアドレスがMACアドレステーブルに登録されていないフレームを受信した場合の動作として正しいものはどれか。
- Aフレームを破棄する
- ✓受信したポート以外の全ポートへフレームを転送する(フラッディング)
- C送信元へエラー通知を返す
- Dルーティングテーブルを参照して転送先を決定する
解説
宛先MACアドレスが未学習の場合、スイッチは受信ポート以外の全ポートへフレームを転送するフラッディングを行い、応答フレームから宛先ポートを学習する。スイッチはMACアドレステーブルを用いて動作し、ルーティングテーブルは用いない。
根拠情報ネットワーク概論(LANスイッチの動作)
TCPとUDPの違いに関する記述として正しいものはどれか。
- ATCPはコネクションレス型、UDPはコネクション型の通信を行う
- BUDPはTCPより信頼性が高く、主に音声通話に用いられる
- CTCPとUDPはいずれもポート番号を使用しない
- ✓TCPは送達確認や再送制御を行うが、UDPはこれらを行わずヘッダも小さい
解説
TCPはコネクション型で送達確認・再送制御により信頼性を確保するのに対し、UDPはコネクションレス型でこれらの制御を行わずヘッダも小さいため、低遅延が求められる用途に用いられる。TCP/UDPともにポート番号を使用する。
根拠情報ネットワーク概論(TCP/IPプロトコル)
情報配線施工において、より対線の心線を被覆したまま接続端子(IDC端子)の切込み部に圧入し、同時に余分な心線を切断する工具の名称として正しいものはどれか。
- ✓パンチダウンツール(インパクトツール)
- B圧着工具(クリンパー)
- Cワイヤーストリッパー
- Dケーブルカッター
解説
IDC(絶縁被覆貫通)端子への結線には、心線の被覆を剥かずに圧入し余長を自動的にカットするパンチダウンツールが用いられる。圧着工具はモジュラープラグの取り付けに用いる工具であり用途が異なる。
根拠配線施工機材及び工具(メタルケーブル結線用工具)
RJ45モジュラープラグの取り付けに用いる圧着工具(クリンパー)と、パッチパネルやジャックのIDC端子への結線に用いるパンチダウンツールの用途上の違いに関する記述として正しいものはどれか。
- A圧着工具はケーブル外被を剥ぐための工具であり、パンチダウンツールは光ファイバーを切断するための工具である
- B圧着工具とパンチダウンツールはどちらもより対線のペア撚り戻し長を管理するための工具であり、用途に差はない
- C圧着工具は光コネクタの研磨に用いる工具であり、パンチダウンツールはメタルケーブルの圧着専用工具である
- ✓圧着工具はプラグ内のコンタクトピンを心線に食い込ませて固定する工具であり、パンチダウンツールは被覆を剥がさずに心線を端子の切込み部に圧入し接続する工具である
解説
圧着工具はモジュラープラグのコンタクトピンを心線に食い込ませて固定する工具、パンチダウンツールはIDC端子に被覆付きのまま心線を圧入して接続する工具であり、それぞれ接続方式が異なる端末処理に用いられる。
根拠配線施工機材及び工具(結線用工具の種類と用途)
TDR(Time Domain Reflectometer)機能を備えたケーブルテスターを用いてUTPケーブルの長さを測定した。信号の伝搬速度をNVP=0.65(光速の65%)として設定し、送信端から反射が戻るまでの往復伝搬時間が1000ナノ秒であった場合、このケーブルの長さとして最も近い値はどれか。ただし光速を3×10の8乗m/sとする。
- A195m
- ✓97.5m
- C48.75m
- D65m
解説
伝搬速度は0.65×3×10^8=1.95×10^8m/s=0.195m/ns。往復時間1000nsの片道時間は500nsなので、長さ=0.195×500=97.5mとなる。
根拠配線施工機材及び工具(ケーブルテスターの測定原理)
パッチパネルへUTPケーブルを結線する際の一般的な作業手順として正しいものはどれか。
- AIDC端子に心線を圧入→外被を除去→より対線の撚りをほどく→色順を確認
- Bより対線の撚りをほどく→パンチダウンツールで圧入→外被を除去→余長切断
- C余長切断→外被除去→より対線の撚りをほどく→IDC端子に圧入
- ✓外被(シース)を適切な長さで除去→より対線の撚りを最小限にほどく→各心線を色順に応じたIDC端子に配置→パンチダウンツールで圧入・余長切断
解説
結線作業では、まず外被を適切な長さで除去し、より対線の撚り戻しを規定範囲内に抑えつつ心線を色順に応じて配置した後、パンチダウンツールで圧入し余長を切断する順序が正しい。
根拠配線施工機材及び工具(メタルケーブル端末処理の手順)
光ファイバーケーブルの配線施工において、光源から送出された光の受光レベルを測定し、伝送損失の確認に用いる測定機材の名称として正しいものはどれか。
- A融着接続機
- Bクリーバー
- ✓光パワーメータ
- Dメディアコンバータ
解説
光パワーメータは受光した光の強度(レベル)を測定する機材であり、光源(光ファイバー用光源)と組み合わせて伝送損失を確認するために用いられる。
根拠配線施工機材及び工具(光ファイバー用測定機材)
配線盤において多数のケーブルが輻輳している中から特定の1本のケーブルを識別するために、ケーブルの一端に音響信号を送出し、もう一端でその信号をプローブにより検知して該当ケーブルを特定する機材の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ✓トーンジェネレーターとプローブ
- B光パワーメーターと光源
- COTDRとVFL
- Dパンチダウンツールとクリンパー
解説
トーンジェネレーターで音響信号をケーブルに送出し、プローブでその信号を検出することで、多数のケーブルの中から目的の1本を識別できる。他の選択肢は光ファイバーの損失測定や結線・圧着に用いる機材・工具であり、ケーブル識別には用いない。
根拠配線施工機材及び工具
光ファイバーケーブルに現場組立形コネクタ(接着・研磨方式)を取り付ける作業の一般的な手順として正しいものはどれか。
- A被覆除去→端面研磨→接着剤注入・ファイバー挿入→硬化
- B接着剤注入・ファイバー挿入→被覆除去→硬化→端面研磨
- ✓被覆除去→接着剤注入・ファイバー挿入→硬化→余長切断・端面研磨
- D硬化→被覆除去→接着剤注入・ファイバー挿入→端面研磨
解説
現場組立形コネクタの取り付けでは、まず被覆を除去してファイバーを露出させ、接着剤を注入してファイバーを挿入し、硬化させた後に余長を切断して端面を研磨するのが一般的な手順である。
根拠配線施工機材及び工具
シングルモード光ファイバーとマルチモード光ファイバーの構造上・伝送特性上の違いに関する記述として正しいものはどれか。
- Aシングルモードファイバは光源にLEDを用い、マルチモードファイバはレーザーダイオードを用いる
- Bシングルモードファイバは短距離・低速用途に適し、マルチモードファイバは長距離の幹線用途に用いられる
- Cコア径はシングルモードファイバのほうがマルチモードファイバより大きい
- ✓マルチモードファイバはコア径が大きく、複数モードの光が伝搬するため長距離伝送でモード分散による伝送品質劣化が生じやすい
解説
マルチモードファイバはコア径が大きく複数モードの光が伝わるため、モード分散により長距離・高速伝送に不向きである。シングルモードファイバはコア径が小さく単一モードのため長距離伝送に適し、一般に光源にはレーザーダイオードを用いる。
根拠学科試験科目「光ケーブルの配線施工」
あるシングルモード光ファイバーリンクにおいて、ケーブル伝送損失が0.35dB/km、ケーブル長が2km、融着接続点が3箇所(各接続損失0.1dB)、コネクタ接続が2箇所(各コネクタ損失0.3dB)である場合、このリンク全体の伝送損失として正しいものはどれか。
- A1.0dB
- B1.3dB
- ✓1.6dB
- D2.0dB
解説
ケーブル損失0.35dB/km×2km=0.7dB、融着接続損失0.1dB×3=0.3dB、コネクタ損失0.3dB×2=0.6dBを合計すると0.7+0.3+0.6=1.6dBとなる。
根拠学科試験科目「測定試験」「光ケーブルの配線施工」
UTPケーブルとSTPケーブルの構造上・施工上の違いに関する記述として正しいものはどれか。
- AUTPケーブルはシールドを持つため、STPケーブルより高価である
- BSTPケーブルは接地処理を必要とせず、UTPケーブルと同様の施工方法でよい
- CUTPケーブルのほうがSTPケーブルより電磁干渉に強い
- ✓STPケーブルは各対または全体がシールドで覆われており、外部からの電磁干渉に対してUTPケーブルより強いが、施工時に接地処理が必要である
解説
STPケーブルはシールドにより外部電磁干渉への耐性がUTPより高いが、シールドを適切に接地しないとかえって干渉源となるため、施工時には接地処理が必須となる。
根拠学科試験科目「メタルケーブルの配線施工」
LAN配線工事において、UTPケーブルを蛍光灯の安定器や動力ケーブルと並行して同一ラック内に敷設する計画があった。伝送品質への影響を避けるために取るべき対応として最も適切なものはどれか。
- A離隔距離は考慮せず、ケーブル長を短くすれば影響はない
- BUTPケーブルを動力ケーブルに密着させて結束することで電磁干渉の影響を抑えられる
- ✓動力ケーブルとの離隔距離を確保し、やむを得ず近接する場合はシールド付きケーブルの使用や直角交差を検討する
- D光ファイバーケーブルではないため電磁干渉対策は不要である
解説
UTPケーブルは電磁誘導によるノイズの影響を受けやすいため、動力ケーブルとの離隔距離確保が基本であり、確保できない場合はシールドケーブルの使用や交差角を直角にするなどの対策が必要である。
根拠学科試験科目「メタルケーブルの配線施工」「情報配線システム」
新設の光ファイバー幹線ケーブルを配管に布設し、最終的に光回線の疎通確認を行うまでの一般的な作業手順として正しいものはどれか。
- AOTDR試験→ケーブル布設→端末処理→余長処理
- B端末処理→ケーブル布設→余長処理→OTDR試験
- ✓ケーブル布設→両端の端末処理→心線の余長処理・収納→OTDR等による伝送特性試験
- D余長処理→端末処理→ケーブル布設→OTDR試験
解説
光ファイバー幹線の施工では、まずケーブルを配管に布設し、両端の端末処理(コネクタ取付または融着接続)を行った後、心線の余長を処理・収納し、最後にOTDR等による伝送特性の試験で疎通確認を行うのが一般的な流れである。
根拠学科試験科目「光ケーブルの配線施工」
UTPケーブルの結線規格であるT568AとT568Bの違いに関する記述として正しいものはどれか。
- AT568Aは光ファイバー配線用、T568Bはメタルケーブル配線用の規格であり、適用対象が異なる。
- BT568Bは4対の心線のうち2対のみを使用し、T568Aは4対すべてを使用する規格である。
- ✓T568AとT568Bは、橙色ペアと緑色ペアの結線位置(ピン1・2とピン3・6)が入れ替わっている点で異なり、電気的な伝送性能自体に差はない。
- DT568Bの方がT568Aよりも高速な伝送速度規格に対応しており、上位互換となっている。
解説
T568AとT568Bはピン配列における橙色ペアと緑色ペアの位置が入れ替わっているだけで、いずれも4対すべてを使用し、伝送性能に差はない。両者は施工現場での配線規格の統一のために使い分けられる。
根拠情報配線施工技能検定 学科試験科目「メタルケーブルの配線施工」(結線規格T568A/T568B)
光ファイバー配線施工完了後、リンクの品質を確認するために行う一般的な試験手順として正しいものはどれか。
- AOTDRによる波形確認を行った後にコネクタ端面の清掃を行い、最後に目視検査を行う。
- ✓コネクタ端面を顕微鏡等で目視検査し、必要に応じて清掃したうえで光パワーメーターによる挿入損失測定を行い、最後にOTDRでリンク全体の波形を確認する。
- C挿入損失測定を行った後にOTDR測定を行い、その後にコネクタ端面の清掃を行う。
- D測定機器による確認は不要であり、目視検査のみでリンクの品質を判断する。
解説
端面の状態確認・清掃を先に行わないと測定結果が汚れの影響を受けるため、まず目視検査と清掃を行い、その後に挿入損失測定、最後にOTDRで全体の異常点を確認する順序が適切である。
根拠測定試験(光ケーブルの配線施工に関する試験手順)
光ファイバーコネクタの接続部において、反射光の大きさを示す指標であり、値が大きいほど反射が少なく良好な接続状態とされる測定項目の名称として正しいものはどれか。
- ✓リターンロス(反射減衰量)
- B挿入損失
- C近端漏話(NEXT)
- D伝搬遅延(プロパゲーションディレイ)
解説
リターンロス(反射減衰量)はコネクタ接続部などで発生する反射光の割合を示す指標で、値が大きいほど反射が少なく良好な接続とされる。挿入損失は通過損失、NEXTは近端漏話、プロパゲーションディレイは伝搬遅延を示す別の測定項目である。
根拠シラバス「測定試験」における光ファイバー配線の測定項目
光ファイバーの損失測定方法であるカットバック法と挿入損失法の違いに関する記述として正しいものはどれか。
- Aカットバック法は非破壊的で現場での日常的なリンク測定に広く用いられ、挿入損失法はファイバーを切断する破壊的な測定法である
- B両者はいずれもファイバーを切断せずに測定でき、測定精度に差はない
- ✓カットバック法はファイバーを切断して基準レベルと比較するため高精度だが破壊的であり、現場のリンク測定には一般に光源とパワーメーターを用いる挿入損失法が用いられる
- Dカットバック法はOTDRによる片端測定を指し、挿入損失法は必ず双方向から測定しなければならない
解説
カットバック法はファイバーを途中で切断して基準測定と比較するため高精度だが破壊的であり、主に製造・検証用途で用いられる。現場の完成リンク測定では非破壊的な挿入損失法(光源とパワーメーターによる2点測定)が一般的である。
根拠シラバス「測定試験」における光ファイバーの損失測定方法
屋外の現場で降雨により地面が濡れている状況下で、電動工具を用いて壁面に穴あけ作業を行う必要が生じた。感電災害を防止するための対応として最も適切なものはどれか。
- ✓漏電遮断器(漏電ブレーカー)を介した電源を使用し、絶縁性のある履物を着用して作業する
- B電動工具のアース線を外して使用すれば感電の危険はない
- C手が濡れていなければ、電動工具が防水仕様でなくても問題はない
- D降雨時は電圧が低下するため感電の危険性は通常より低い
解説
湿潤な環境での電動工具使用は感電のリスクが高まるため、漏電遮断器を経由した電源の使用と絶縁性のある履物の着用が基本的な対策となる。アース線を外すこと自体が危険であり、降雨で電圧が下がるという記述は誤りである。
根拠シラバス「安全衛生」における感電防止措置
電気設備の安全確認に用いる接地抵抗測定と絶縁抵抗測定の目的・方法上の違いに関する記述として正しいものはどれか。
- A接地抵抗測定は電路の導体と大地間の絶縁性能を確認するものであり、絶縁抵抗測定は接地極と大地間の抵抗値を確認するものである
- B両者は同一の測定原理・測定器を用いるため測定結果は常に一致する
- ✓接地抵抗測定は接地極と大地との間の抵抗値を測定して漏電時の安全性を確認するものであり、絶縁抵抗測定は電路の導体と大地(または他の導体)間の絶縁性能を確認するものである
- D接地抵抗測定は通信ケーブルの伝送損失を確認するために行う
解説
接地抵抗測定は接地極と大地間の抵抗値を測定し漏電時の安全性を確認するものであり、絶縁抵抗測定は電路の導体と大地(または他の導体)間の絶縁性能を確認するものである。両者は目的も測定原理も異なる。
根拠シラバス「安全衛生」・「測定試験」における電気設備の安全確認
配線ドラムなどの重量物を1人で持ち上げる作業において、腰痛災害を防止するための正しい動作として最も適切なものはどれか。
- ✓荷物にできるだけ体を近づけ、膝を曲げて腰を落とし、脚の力を使って持ち上げる
- B膝を伸ばしたまま腰を曲げて荷物に近づき、一気に持ち上げる
- C荷物から離れた位置に立ち、腕の力だけで一気に引き上げる
- D荷物を持ち上げる際は反動をつけて素早く持ち上げる
解説
重量物を持ち上げる際は、体を荷物に近づけ膝を曲げて腰を落とし、脚の力を使うことで腰への負担を軽減できる。膝を伸ばしたまま腰だけで持ち上げる動作や反動をつける動作は腰痛の原因となる。
根拠シラバス「安全衛生」における重量物取扱い時の災害防止
UTPケーブルの伝送特性を測定する際に用いられるNEXT(近端漏話)とFEXT(遠端漏話)の違いに関する記述として正しいものはどれか。
- ✓NEXTは信号を送出した端と同じ端で測定される漏話であり、FEXTは信号を送出した端と反対側の端で測定される漏話である。
- BNEXTは信号を送出した端と反対側の端で測定される漏話であり、FEXTは信号を送出した端と同じ端で測定される漏話である。
- CNEXTは光ファイバーケーブル専用の測定項目であり、FEXTはUTPケーブル専用の測定項目である。
- DNEXTとFEXTはいずれもケーブルの長さを算出するための指標であり、漏話量とは無関係である。
解説
NEXT(近端漏話)は送信端と同じ側で測定される隣接ペアからの漏話であり、FEXT(遠端漏話)は送信端と反対側(受信端)で測定される漏話である。この違いはケーブル認証試験の結果解釈に不可欠である。
根拠測定試験(ケーブル認証試験の測定項目に関する知識)
UTPケーブル敷設後にワイヤーマップテスターで測定したところ全ピンの導通は正常と表示されたが、認証試験を行うとNEXT(近端漏話)が規格値を満たさず著しく劣化していた。パッチパネルの結線を確認すると、本来同一ペアで結線すべき2本の心線が異なるペアの心線と組み合わされて結線されていた。この事象として最も適切なものはどれか。
- Aオープン(未結線)
- Bショート(短絡)
- ✓スプリットペア
- Dケーブルの断線
解説
スプリットペアは導通自体は正常に成立するため単純な導通試験(ワイヤーマップ)では検出しにくいが、より対線本来のペア構成が崩れることで漏話特性(NEXT等)が著しく劣化する結線誤りである。
根拠測定試験(ワイヤーマップテストによる配線誤りの検出に関する知識)